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ナポレオンの村のモデル高野誠鮮はローマ法王に米を食べさせた男

   

石川県羽咋市(はくいし)、神子原(みこはら)地区は、住民の半数以上が65歳を越え、消滅寸前の限界集落でした。

ナポレオンの村のモデル高野誠鮮はローマ法王に米を食べさせた男

これを救ったのが市役所の一職員・高野誠鮮氏で、この実話を元にしたドラマ「ナポレオンの村」(2015/7/19放送)がはじまります。

「ナポレオンの村」の意味は?ロケ地は?

限界集落で諦めてしまった人々に主人公は、やる気をおこさせるために、アイデアを出したり、村を盛り上げる。

「この村の辞書に”不可能”という文字はない」から、タイトルができたようです。

ロケ地は、千葉県ですが、コンビニに行くのに自転車で片道40分かかる場所です。

高野誠鮮さんのプロフィールUFO番組

出身:石川県羽咋市太田町
生年月日:1955年11月2日
職業:僧侶、羽咋市教育委員会文化財室室長

実家は、560年続く日蓮宗のお寺で、父も僧侶と公務員の二束の草鞋を履いていました。

1973年石川県立羽咋高等学校卒業

立正大学入学し、在学中よりテレビなどの構成作家をするようになります。

日本テレビの11PMの水曜イレブンでは、UFO番組を担当し、矢追純一さんとよく会っていたそうですが、28歳のときお兄さんが埼玉に家を建てたことで、高野さんがお寺を継ぐことになり帰郷します。

とは言え、父は健在なので、村の有力企業といったら役所、その臨時職員になりました。

1984年羽咋市役所勤務

そこで、「町おこし」を担当することになるのですが、ここで学んだのが、文句ばかり言って何もしない「いらないのは評論家」ということに行き着くのです。

1985年僧侶を継ぐための資格を取得します。

2011年父の跡を継ぎ住職になりますが、後々考えると神子原地区の人に受け入れられたのは、僧侶だったからと、高野さんは言います。

高野誠鮮さんUFOでまちづくりを開始

過疎化した町に人を集めるのには、要素があります。

「これだけ、ここだけ、今だけ」それだけなんです。

今から30年前、観光客をよぶために、何か使えるものはないかと、古い古文書を調べつくしていたとき、「麦わら帽子のカタチをしたものが飛んでいた・・・」

羽咋市(はくいし)の地名を挙げるのに使えると高野さんは考え、UFOでまちおこしを思いつきます。

NASAや旧ソ連の宇宙飛行士と直接交渉をし、本物の宇宙船を展示した、ここだけの博物館を完成させます。

コスモアイル羽咋

そして、当時のゴルバチョフ書記長に「私たちはUFOによるまちづくりをはじめました。何卒、激励のメッセージをください。」

アメリカのレーガン大統領、イギリスのサッチャー首相へと、手紙を出します。

(すごい、行動力ですね。)

手紙を出すと、返事が来るのを待っているのが楽しいのだそうです。
返事が来たら、来たで、ニュース性になるんです。

そんな高野さんの努力が、UFOのまちとして注目を浴びるようになり、人口の4倍もの人を集めることができました。

高野誠鮮さんTPP対策

ところが、問題が山積みの農林課へ異動を命令され、それは高野さんにとって天国から地獄に行かされた思いでした。

安い輸入農作物など、海外から大量に輸入されるかもしれません。見方も知識もない高野さんに、大胆な夢を打ち出します。

地方から世界と戦える農業

---人間の努力や行動によって変わっていくはずなんです。何かを変えたかったら行動をおこす以外に方法はない。

高野さんは、石川から1000キロはなれた青森県弘前に行き、「奇跡のリンゴ」農家の木村秋則さんに会います。

木村さんは、農薬・肥料・除草剤を使わない従来ではありえない、自然栽培によるリンゴを作りに成功します。

究極に安心、安全なリンゴは1年たっても、ドロドロに腐ることは無く、カタチが残ったまま枯れ、甘い香りを放つと言います。

高野さんは、この自然栽培を地元の米やトマトでも行えば、ここだけの作物が生まれる。

その夢のため、偉大なる農家と全力に向き合いました。

「感動するだけでは、ニッポンの農家は変わりません。私は、先生と同じ奇跡をおこす農家を千人万人と増やしたい!!」

木村さんは、「この人なら、私と自然栽培を広めて行ける人だな」と、自然栽培の塾を開きましょうと、心を動かされます。

ところが、自然栽培を広めるには地元の農協の協力が不可欠になります。ところが農協というのは、農薬などを普及させてきた立場です。自然栽培とは水と油の関係です。

高野さんは、ここで大胆な行動に出ます。それは、地元農協組合の組合長に「日本のお米や野菜を自然栽培にしたら、世界中から買い付けに来ますよ。TPPに勝てますよ。」本当に農家のためになる、消費者のためになる農協に立ち戻るのがうれしい。

この夢は着実に実り始めています。
のと里山農業塾

農協と羽咋市が手を組み、トマトやじゃがいもをはじめ40種類の作物を、のと里山農業塾の研修農場で試験栽培しています。

農薬を使わないことで、病気になりやすかったり収穫が減ったりと難しいのですが、それにやりがいを感じる若い世代の農家たちがいます。

生徒は、全国に300名ほどいますが、確実に広がりつつあります。

高野さん「日本中で、自然栽培をしたら、世界が日本を見る目、変わりますよ。バカになって1%の可能性にかけてみる」

未来の子供たちへ残せる農業へ、

神子原米の価格

神子原米は、昼夜の寒暖の差が激しい棚田でできるため、平野にくらべると収穫量は、65%と少ないのです。
化学肥料によって、増産させることもしないため、とても貴重ですが、高野さんが着任したころは、農家の平均年収が87万円で、とても農家だけではやっていけませんでした。

高野さんはブランドの本質に迫って神子原米の知名度を上げるため、世界で超有名人に米を食べてもらおうと考えますが、芸能人や有名人などではなく、とんでもない人物に依頼をします。

神子原は、「神の子の原っぱ」と書きますが、それを翻訳すると、”son of God”=神の子

これは、クリスチャンから見たら、キリストですが、キリスト教で一番影響力のある人は、ローマ教皇しかいらっしゃらない。

高野さんは、なんとローマ法王に、直談判の手紙を何度も郵送します。

しかもその内容が「あなた自身に召し上がっていただく可能性は、1%もないんですか?」と、高野さん自身も「ちょっと失礼な内容ですが」と仰っていますが、なんとその3ヵ月後に「明日、東京に来て欲しい。大使がお話を聞きたいと言っている」ローマ法王に神子原米を献上することが決まりました。

お米の入っている袋のデザインは、エルメスのデザイナー吉川壽一氏にお願いをします。

ナポレオンの村のモデル高野誠鮮はローマ法王に米を食べさせた男

これにより、全国から神子原米の注文が殺到したことで、町も活気付き若い人の入植者も増加し、限界集落を脱したんです!!

でも高野さんは言います。
---人間一人では、絶対何もできないんです。背中をポンと押してくれた役所の先輩がいるんです。
「犯罪以外なら、全部俺が責任取ってやる」って言うんですから。

ローマ法王に食べさせたお米って、どんな物か気になりますが、公式サイトを見ると、話題になっただけに入手しずらいようです。
公式ページ:能登 神子原

百選横丁サイト

神子原米(標準精米)2kg \1,650

神子原米(標準精米)5kg \3,600

平成26年産 神子原米(標準精米)10kg \6,700

平成26年産 神子原米(玄米)5kg \3,300

平成26年産 神子原米(玄米)10kg \6,150

平成26年産 神子原米(玄米)2kg \1,450

全国のスーパー公務員

高野さんだけではなく、全国にスーパー公務員として活躍する人々がいます。

岐阜県加茂郡東白川村は、人口およそ2500人、ほとんど破綻寸前だった村を立て直したのは、村役場のスーパー公務員、桂川憲生さん

ヒノキの産地として、栄えていましたが、村は衰退してしまいます。でも、それを立て直すにはヒノキしかないと、日本で初めて、村役場が住宅販売をします。役場がお客と工務店の仲介役になっているのです。

まとめ

せっかく恵まれた自然環境があるのに、過疎化が進んで、村人が諦めてしまうのは、本当にせつないです。

ですが、高野氏のような光を当ててくれるひとが現れたお陰で、村が復興するなんて、まさしくドラマです。

単にリーダーシップが取れるだけでなく、発想もすばらしいというかスケールがすごい!!

以前、「ローマ法王に米を食べさせた男」を読んでいるのですが、かなり加筆されていて、その後の村の様子がわかるので、書籍の方もおすすめです。

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