こんにちは
うらりんです。
抗生物質に依存すると、効かなくなるので、あまり抗生物質は、取らない方が良いとは、昔から言われていました。
私は、子供のころから、風邪をひくと、決まって抗生物質を処方してもらっていたので、市販の風邪薬では、効き方が今一つに思えるようになってしまいました。
何か手術などをした際に、抗生物質が効かなくなるようなことになってしまうのが、一番怖いので、なるべく薬に頼らないように気を付けてはいますが・・・
そんな中、抗生物質が効かない細菌、「薬剤耐性菌」この拡大を防ぐため政府が対策を打ち出しました。
抗生物質の使い過ぎが、原因の一つと言われて、使用量の3割削減を目標としています。
薬が効かなくなる「薬剤耐性菌」は、多数の死者が出る恐れがあり、国際的に問題になっており、WHOが各国に対策を求めています。
薬剤耐性菌 わかりやすく原因は?
高位性物質の使い過ぎ
なぜ抗生物質が効かなくなってしまうかというと、抗生物質の使い過ぎによって体内に入った細菌が、抗生物質に打ち勝つ、耐性というのをもってしまうからです。
死滅前に服用中止
また症状が改善されたからと言って、自分の判断で服用をやめてしまい、完全に体の中で、死滅しなかった残った最近が、次第に耐性を持ってしまうケースもあるということです。
抗生物質を飲みすぎてもダメですし、途中でやめてもダメなので、患者自身の判断ではなく医師による判断に頼るしかない。
抗生物質は減るかも?
2020年までに、医師が処方する、抗生物質を33%減らす目標を盛り込んだ対策を決定しました。
耐性菌による死者は、低く見積もっても世界で70万人に上ります。
何も対策をしない場合、2050年には、死者が1000万人におよぶと想定されています。
薬剤耐性菌の代表的な例は?
厚生労働省によると、食中毒を引き起こす、黄色ブドウ球菌のうち51%耐性あり、また肺炎の原因になる肺炎球菌も48%既存の抗生物質が効かないのです。
厚生労働省の呼びかけ
厚生労働省は、医師に対して、患者が免疫で細菌を体から追い出せる場合は、安易に抗生物質を処方しないことを求めています。
一方患者に対しては、むやみに医師に抗生物質を求めないことが必要だとしています。
「news every.」(2016/04/05放送より)
まとめ
抗生物質は、途中で服用をやめてはいけないと良く言われていますが、やはり勝手に途中でやめてはいけないのですね。
どのみち、抗生物質の副作用は怖いと聞いたことがあるので、取らないにこしたことはありません。
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