こんにちは。
うらりんです。
ここのところ、更年期障害の症状が出ないおかげで、なんとか元気に過ごせています。
一時は、「命の母」を飲んでいましたけど、飲まなくても気にならないくらいにはなりました。
更年期障害にまつわる症状を、「健康カプセル!ゲンキの時間」(2017年5月7日放送)より、まとめました。
更年期障害とホルモン
ホルモンは、身体の働きを調節する、大切な情報伝達物質です。
ホルモンは、100種類以上ありますが、ちょっとした事で分泌量が減ったり、ホルモンのバランスが崩れてしまう事があります。
すると、うつ症状が出たり、疲れやすい、眠れないなど体の不調を引き起こします。
男女ともにホルモンの乱れからくる更年期障害。
女性の一生に分泌される女性ホルモンの量は、スプーン1杯の量なんです。
更年期障害松居直美は何歳で?
現在、49歳の松居直美さんは、3年くらい前から急に体が冷え、とても悲しくなって、たくさん泣いたそうです。
歯を磨くのもだるいので、最初は貧血かと思ったそうです。
子供との関係で、急に離れていくので、日記を読み返してみたら「文化祭に行って、子供と喧嘩して、泣いて帰ってきた。」
もともと松居さんの性格は落ち込みやすく、生理前症候群もひどかったそうです。
更年期障害の症状が重い人と軽い人がいるワケ?
なぜ、女性・男性の更年期障害で、重い人と軽い人がいるでしょう?
女性の更年期の症状として、うつ症状、体力の低下、眠気や疲れ、肩こり、めまい、のぼせやほてりなどいわゆるホットフラッシュを経験している人も多くいます。
ところが、更年期の症状が軽い人もいます。
女性医療クリニックLUNAグループの関口由紀医師の話によると、症状の重い軽いの差は、性格、環境によります。
例えば、旦那さんが転職したとか、介護中や子供が受験など、ストレスの多い人がなりやすいです。
つまりネガティブ思考やストレスを受けやすい環境にいる人は要注意です。
月経前症候群が非常に強い人たち、生理の前になると、頭が痛くなったり、つらくなったりと言う人は、更年期障害もちょっと強いと。
月経前、1~2週前におこる、イライラや頭痛、眠気などの症状が強い人も、更年期には注意が必要です。
なぜ、つらい症状が起きるのか?
女性ホルモンの分泌量に関係があります。
女性ホルモンの主要な成分はエストロゲンです。
50歳プラスマイナス5歳の間に、ほとんどゼロになってしまいます。
女性ホルモンの代表格エストロゲンは、卵巣から分泌されます。
血流に乗って体内を巡り、内臓、骨、生理、妊娠、出産、女性らしい体をつくります。
また、美肌を作る働きもあるため、美肌ホルモンと呼ばれることもあります。
ところが、卵巣の機能が衰える40代後半になると、分泌量が減少しますが、この時期が更年期です。
日常生活に支障をきたすほど、強い症状が出る場合、更年期障害と言います。
脳にある、視床下部からエストロゲンを増やすよう指令が出ますが、肝心の卵巣は機能が低下しているのでつくれません。
すると指令を無視された、視床下部は混乱し、指令を出し続け暴走をし始めます。
しかもやっかいなのが、視床下部の暴走は、自律神経にも影響を与えます。
この自律神経の乱れが、心と体に症状をもたらす原因になります。
女性医療クリニックLUNAグループの門間美佳医師によると、繊細で落ち込みやすい人や几帳面でまじめな完璧主義な人は、身体の不調にも敏感で症状が出やすいです。
更年期の症状は、体と心にありますが、月経前症候群が重い場合、精神的な症状が強く出る可能性があります。
性格は、簡単に変えられませんが、その時期に、何か熱中できる事があると良いです。
宝塚が好きな患者さんが、宝塚に熱中していたら、更年期が過ぎてしまったと言う人もいます。
更年期障害で睡眠障害不眠も症状!ホルモンバランスヨガ?
そこで、ホルモンバランスを整える活動ホル活です!
つらい更年期の症状が現れたとき、最近注目されているのがヨガです。
寝る前10分間のヨガストレッチをすることで、つらい更年期障害の症状が緩和する研究結果があります。
【資料(公財)明治安田厚生事業団 体力医学研究所 主任研究員 甲斐裕子】
乱れた自律神経を整える効果があるのです。
ポイントは、ヨガのポーズの組み合わせです。
10分のうち、前半は運動強度の高い立ちポーズの英雄ポーズと、鶴のポーズ
中間は、子供のポーズと、バッタのポーズ
後半は、死者のポーズと全身の伸びでリラックスです。
それぞれ組み合わせることで、良く眠れるようになります。
自律神経の乱れを改善させます。
男性の更年期障害での睡眠障害
Aさん46歳は、体に最初の異変を感じるようになったのは6年前でした。
インフルエンザの熱の症状がないときのような感じです。
頭が痛くて、だるくて、パワー切れのような。
その症状が重くなり、ある日目が覚めると、体が起きられない。
働き盛りで、健康に自信があったAさん。
何が起きたのか、わからなかったそうです。
それまで太ったことはなかったのに、体重が1年半で20kg増えました。
それ以外にも、重いものを持ち上げようとしたら、腰椎圧迫骨折をしてし、会社を休職することに。
Aさんを診断した、千葉西総合病院泌尿器科部長久末伸一医師によると、男性ホルモンが8.5を切ると赤信号なのですが、Aさんの場合5.2(pg/ml)で、極端に減っていたそうです。
Aさんは40歳代の平均値の1/3程度のため、男性更年期障害と診断されました。
男性ホルモンのテストステロンがメインですが、20歳をピークにして、年齢と共にゆっくり下がってきます。
20歳代 | 30歳代 | 40歳代 | 50歳代 | 60歳代 | 70歳代 | |
平均値(pg/ml) | 16.8 | 14.3 | 13.7 | 12 | 10.3 | 8.5 |
女性の場合は、加齢により急激に下がりますが、男性の場合、ゆるやかに減少します。
ところがストレスなどにより、テストステロンが激減することがあります。
眠りが浅くて、夜中に何度も起きたりと言った症状もありますが、これもテストステロンの減少により睡眠不足になる事もあります。
テストステロンは、夜間寝ている間に、生成されます。
テストステロンは、朝いちばん高い状態ですが、7時間睡眠と徹夜したのとでは、テストステロンの値に差があります。
Aさんの場合も、睡眠不足がテストステロンの減少をよび、回復しないまま、ストレスを受け、また減り始めると言う、負のスパイラルに陥っていたのです。
テストステロンの働きは、男性らしい身体をつくる事が大きな役割です。
意欲や気力を高め、心とも密接なつながりがあり、骨をつくったり、内臓脂肪をつきにくくするはたらきもあります。
Aさんが太った原因もここにあり、メタボを生み、心筋梗塞など心血管病のリスクが4倍に増える報告もあります。
このテストステロンは、女性にも重要です。
男性の1/10ですが、女性にも男性ホルモンがあり、テストステロンは、エストロゲンの原料になるのです!
女性ホルモンは、男性ホルモンから作られているのです!!
更年期が終わった人も、テストステロンがある方が、女の人も元気で意欲的なんです。
テストステロンを増やすホル活ポイントは、睡眠と亜鉛と筋肉です。
まずは睡眠です。
テストステロンの回復には、とっても重要です。
夜中に何度もトイレに行ったりと眠りが浅い、そんな人は要注意です。
亜鉛は、牡蠣や牛肉に豊富に含まれていますが、テストステロンの生成に効果があります。
筋肉が増えると、テストステロンが上がりますので、筋トレが重要になります。
太い筋肉がある、太ももを刺激することです。
片足ずつ前に出し、もう一方のひざを床に着けてスクワットします。
1日10回、3セット(片足ずつ)無理せず行いましょう。
椅子などに、手で支えながらでも良いです。
更年期障害が終わると女性ホルモンはなくなる?
更年期が終わると、女性ホルモンはなくなるのか?
そこで役立つのが、男性ホルモンのテストステロンです。
閉経後、女性ホルモンのエストロゲンが激減しても、テストステロンから少量つくられることがあります。
そのため、女性も男性と同じく減りすぎには注意です。
わすかでもエストロゲンがあると、肌つやが良くなり、女性らしさが保てる報告もあります。
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