岸恵子さん小説「わりなき恋」70代の恋愛と死生観を描いたワケ

更年期
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『あさイチ』(2015/6/26放送)は、69歳の女と58歳の男の恋を鮮烈に描き、25万部のベストセラーとなった小説「わりなき恋」を書いた女優の岸恵子さんが出演です。

岸恵子さん小説「わりなき恋」70代の恋愛と死生観を描いたワケ

小説を書くに辺り、フランスで3人、日本で3人にインタビューをしていて、渋谷の有名な総合病院の婦人科の先生にいろいろ聞いたそうです。
『あさイチ』の「オトナの保健室」をご覧になって、岸さんは、ずっと婦人科を受けたことがなかったのですが、いくつになっても婦人科を受けてもかまわないんだと思ったそうです。

小説の中では、主人公が70歳の女の体でも男性から求められて、病院へお薬を処方してもらってとありますが、実際、岸さんは処方してもらって帰ってきたそうです。

がんにならないホルモン剤とは言われましたが、岸さんはなんとなくフランスではがんになると聞いていました。
またフランスでは、45歳くらいからホルモン剤を飲まない女はいないと言われていました。

それは性的なことが、どうとかではなく、女としての底力がなくなるからと言う理由です。

とくに岸さんは、子宮筋腫の手術をしたときに、ほんとは、とってはいけないのに、えっいとばかりに全部子宮をとってしまったんだそうです。

子宮筋腫だけで良かったのに、そういう知識がなかった。(今と違い、情報自体少く、後悔される人も少なくないようです)

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70代の恋愛と死生観を描いたワケ

どうして成熟したオトナの恋愛を描こうとしたか?

岸さんは、とにかく怒るんだそうです。

テレビとか新聞とか見ても、高齢者のことが、寂しい風景ばかり。

ご自身は、もう意識がなくなっている、ぱかっとお口をあいっちゃったお年寄りを映して、ひい孫みたいな人が「おばあちゃん、これ食べて」なんて聞くと、ムラムラっと怒りがわいてくるんです。

そういう人ばかりじゃないのよ。例えば、そういうものは映すべきではない。
尊厳死は、あって良いと言う考えです。

岸恵子さんプロフィール娘と孫

岸 惠子

生年月日:1932年8月11日
横浜生まれ

18歳でスカウトされて映画界に入ります。
21歳のときに出演した、映画「君の名は」で国民的スターに

24歳でフランス人の映画監督イヴ・シャンピと結婚して渡仏。

1963年には1人娘のデルフィーヌ=麻衣子・シャンピを出産
1975年イヴ・シャンピと離婚
確かお嬢さんのデルフィーヌさんは、今は知りませんが、昔どこかの島を買われたんですよね。
お嬢さんの若い頃、存在がもっとゴージャスでした。

岸恵子さん小説「わりなき恋」70代の恋愛と死生観を描いたワケ

岸さんの2人のお孫さんは、まるでベルばらに出てくるような、キレイな顔立ちで将来が楽しみ。

まとめ

こどもの頃、岸さんは絶世の美人と思っていて、たまに学校から早く帰ってくると、日テレの「おしゃれ」に出てくる岸さんを目にするのが楽しみでした。

岸さんのキレイは、お金があるからと言って、マネのできるキレイさではありません。

フランスでの生活が長いですが、80歳を過ぎたとは思えない語り口、律するという言葉がこれほど当てはまる方も貴重で、本当の日本人らしい日本人だと、すごく誇りに思っています。

毎日のようにテレビに出ている黒柳徹子さんは、時代の空気を常に感じて、元気でお若いと思っていましたが、1つ年上の岸恵子さんのツヤのあるカクシャクとした語り口には、芯のある日本人を見る思いです。

自分が年老いたときには、マネができないだろうな。

オランド大統領や戦争体験の生々しい話は、もろもろで書き起こせませんでした。

また岸さんのお話は、じっくり聞きたいです。

岸恵子の娘デルフィーヌ=麻衣子・シャンピと孫の年齢と名前?インスタ?

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