グレーテルのかまど(2019年11月4日放送)で紹介された、イギリスのヘンリー8世が愛したお菓子、メイズオブオナー(エッグタルト)の買えるお店の場所や由来をまとめました。
グレーテルのかまど ヘンリー8世メイズオブオナーのお店の名前と場所
店名:ニューエンズ | オリジナル・メイズ・オブ・オナー
この店は16世紀からのレシピを受け継いでいます。
なんでも、18世紀のころ、何者かが、王室からレシピを流出させてしまい、それを手に入れた、初代ニューエンズ氏が、そのレシピをもとにお店を開きました。
ロンドンで、一番のお菓子屋さんとも呼ばれています。
住所:Newens
The Original Maids of Honour Ltd
288 Kew Road
Richmond
Surrey
TW9 3DU
ヘンリー8世メイドオブオナーの由来
それはすべて、名誉あるメイドオブオナータルトから始まりました。
1509年から1547年、イギリス国王ヘンリー8世は、アンブーリンとメイドオブオナー(女王に出席した若い女性)に出会い、銀の皿から甘いタルトを食べました。
王様は、その「口の中に溶け込む」感覚にとても喜びますが、これを秘密のレシピとして保護するために、タルトを発明したメイドは、宮殿の敷地内に投獄され、ヘンリー王と彼の王室だけのためにおいしいタルトを生産するように命じられます!
レシピは、リッチモンド宮殿のロックされた鉄の箱に秘密にされました。
年が経ち、チューダー王朝はスチュアート家に引き継がれました。
18世紀初頭、レシピはリッチモンドで開示され、おいしい小さなタルトは、リッチモンドの名物の1つになりました。
最初のオリジナルメイドオブオナーショップは、ジョンビレット氏の所有するリッチモンドのヒルストリートの角にありました。
ここでロバート・ニューエンスという若者が見習いをしていたのですが、自分の店を持ちメイド・オブ・オナーを作ったことから伝統となりました。
引用元:https://theoriginalmaidsofhonour.co.uk/
歴代の王が好んだスイーツ
エリザベス一世
クイーンエリザベスケーキQueen Elizabeth Cake
世界中から集められた香辛料や、ドライフルーツがたっぷり!
17世紀のイングランド王
チャールズ2世
シラバブSyllabub
フレッシュな生クリームに白ワイン、お砂糖を入れて、フワフワの大人のデザート。
新鮮な生クリームを手に入れるために、お城の近くで牛を飼っていました。
クリスティー『パディントン発4時50分』を読んでいたらシラバブという知らないお菓子の名前が。シラバブといったらCatsの子猫の名前と思っていたので、ここから来た名前だったのかー!と新しい発見。美味しそうー?
syllabub: イギリスの菓子。生クリームを泡立てて甘みと香りを加えたデザート pic.twitter.com/19CqLH2Fa6— 飛梅 (@umejelly22) October 12, 2018
エリザベス2世Chocolate Biscuit cake
チョコレートビスケットケーキ
The chocolate biscuit cake – officially the POSHEST cake in the land (it's the Queen's fav) https://t.co/K766aS1QSc #NationalChocolateDay pic.twitter.com/8J8xAfpMDk
— Tatler (@Tatlermagazine) October 28, 2016
まとめ
ヘンリー8世は、相当の魅力のあった人のようですけれど、神をも恐れず、イギリス国教会をつくってしまうなど、つくづく欲深で傲慢な人ですね。
お菓子のレシピまでも独り占めにしてとは、おとぎ話しなの
かと思ってしまいます。
イギリスはオバケが多いと言うけれど、輪廻転生の概念がないのは、今が良ければ、それで良いと言う考えからなかったのかもしれません。
ヘンリー8世の秘密のレシピ以外のものは、要するに、エッグタルトのことなんでしょうね。
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