某雑誌のお取り寄せでは、すぐに完売になってしまう幻の羊羹と言われる山形県の「やまり菓子舗 栗蒸し羊羹」ですが、「マツコの知らない世界」(2018年9月18日放送)でも紹介され話題になりました。
普通の羊羹と異なり、賞味期限が10日ほどです。
毎年9月から12月までの期間限定なので、入手が難しく、今では1年待ちとなるほどの羊羹ですが、どんな羊羹なのか賞味期限などをまとめました。
やまり菓子舗 栗蒸し羊羹の賞味期限は?
賞味期限ですが、管理人が購入した11月24日の時点で、賞味期限の表示は12月6日になっていましたので12日になります。
ただ、「やまり菓子舗」のサイトでは、10日間になっていました。
要冷蔵です。
やまり菓子舗 栗蒸し羊マツコで紹介!
山形県にある「やまり菓子舗」は、明治42年創業の老舗和菓子店になり、量よりも質を重視した地元で愛されているお店です。
現在の店主は、6代目になる新宮利幸さんですが、この新宮さんが全国行脚をして見定めた茨城県産の栗を使用して考案した「栗蒸し羊羹」が、全国で話題となります。
茨城県は栗の生産が日本一です。
中でも、ある皇室御用達の老舗でも使われているのは、茨城県笠間市のものになり、笠間市の栗は、栗作りに最適な土壌で、実が大きく味わいの良いものが採れるのだそうです。
「やまり菓子舗」では、笠間市にある農家と契約をしていて、毎日届けられる栗を使っています。
普通、羊羹と言うと「小豆、砂糖、寒天」がベースになっていますが、やまりの「栗蒸し羊羹」は、寒天の代わりに最高級の「吉野本葛」を使っています。
吉野の葛は、山野に自生する葛の根を、極寒の時に、吉野川の清流で精製した澱粉で、滋養がとてもあるのだそうです。
この羊羹は、六代目の新宮さん自らが1本、1本作るので大量にはできないそうです。
本当に貴重なものだと言う事が、材料からでもわかります。
栗蒸し羊羹の原材料:
茨城県産の生栗、小豆、砂糖、吉野本葛、小麦粉、食塩
100gあたり165kcal
タンパク質2.5g
脂質 0.31g
炭水化物 38.6g
食塩相当量 0.05g
やまり菓子舗 栗蒸し羊食べた感想
寒天の代わりに「くず」を使っていることで、小豆の部分はそれほど主張しておらず、口当たりが柔らかで、栗の存在感が増し風味を感じます。
羊羹の部分の主張が濃いものではなく、茨城県産の生栗の素朴な味わいと、くどすぎない甘さで、やさしい味の羊羹です。
個人的には栗の甘露煮が苦手なのですが、これは甘露煮でないのが良かったです。
確かに、羊羹の濃いのが苦手な人、現代人の好みに合っていると思います。
やまり菓子舗場所
やまり菓子舗の場所ですが、米沢市と山形市の中間に位置しており、米沢市から電車で約1時間ほどのところです。
1本:2900円から
住所:
山形県西置賜郡白鷹町荒砥甲1213
まとめ
本当に良い素材で、シンプルに作ったことが人気になったのですね。
「幻の栗蒸し羊羹」というからには、ケチらずに、「高級桐箱」とはさすがに言いませんが、せめて化粧箱入りを購入したかったです。
ビニールだけの包みで、簡素すぎて、趣にかける^^;
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