「ためしてガッテン」(2019年12月4日放送)より、白菜の4種類の切り方や究極の白菜の鍋、開水白菜と言われる芯の食べ方などをまとめました。
復活の白菜鍋
昭和4年12月18日(水)の河北新報に白菜について「食道楽、通人間に現れた白菜鍋」と題し、仙台の白菜が神戸の料亭でもてはやされていると掲載されます。
白菜2kgに塩を8g入れただけで、水なしで煮ると、約1.3リットルのジュースが取れました!
これが「だし」のようだというのです。
白菜のうまみ成分(グルタミン酸)の量は、たまねぎやきゃべつと比べて2倍の量があるのです。
フレンチ
白菜は、切り方によって美味しさが異なります。
冬の白菜は美味しさが詰まって、甘みとうまみをどう引き出すかがポイント。
A fantastic and delicious dinner tonight at Restaurant Motoi Kyoto ! #RestaurantMotoi #MotoiMaeda #MotoiKyoto #MichelinStar #FineDining #Kyoto #VisitKyoto @VisitJapanInfo #VisitJapan #Japan #ACSReisenAG pic.twitter.com/DaekNCPaJS
— David Peter (@Musikreisen) April 4, 2019
白菜の切り方 ためして ガッテン4種類!
白菜の葉先と白い部分で、硬さと水分が全く異なるので、真ん中から分けて切ります。
白菜をたてに切ると、導管がたてに走っているので、みずみずしさを味わうには、とてもいい切り方です。
横切りは、繊維を断ち切るので、水分が出やすくなります。
さらに、包丁を寝かせて、そぎ切りすると水分が出やすいです。(かなり薄く切っています)
白い部分は、くし切りすることで、水分を閉じ込めます。
白菜の細切り炒め:ジュースを閉じ込めるたて切り
たて切りは、炒め物におすすめ!
材料(4人分)
白菜の葉元(下側) 1/4個分(たて切りします)
豚もも肉(塊) 150g
ニラ 1束
ショウガ(みじん切り) 3g
(下味の調味料)
日本酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ1/2
かたくり粉 小さじ1
サラダ油 大さじ1
(合わせ調味料)
中華スープ 30ml
しょうゆ 大さじ1
オイスターソース 大さじ1.5
水溶きかたくり粉 適量
ごま油 小さじ1
作り方:
1.白菜を繊維に沿って縦切りにします。
2.豚肉を細切りして、下味の調味料を加え混ぜ合わせます。
3.ニラを5㎝の長さに切ります。 合わせ調味料の中華スープとしょうゆ、オイスターソースを合わせておきます。
4.フライパンに多めのサラダ油を入れ火にかけ、油が少し温まったら2の豚肉を入れほぐしながら炒めて、一旦取り出しておきます。
5.フライパンに少量のサラダ油を入れショウガのみじん切りを炒め、1の白菜を入れ強火で炒めます。
6.5に4の豚肉を入れ、合わせ調味料を加えて炒め合わせます。
水溶きかたくり粉を少量入れて、全体をざっくり混ぜながら炒め、ニラ、ごま油を回しかけさっと混ぜて皿に盛って完成です。
ピーマンにくらべてクセがありません。
白菜のエチュベ:くし切り★作った感想★
白菜の葉元(下側) 1/2個分
バター 40g
塩 適量
こしょう 適量
作り方
1.白菜をくし切りに切ります。
2.厚手の蓋つきの鍋を弱火にかけ、バターを入れ、1の白菜を並べ軽く塩を振ります。
蓋をして10分蒸し煮にします。
蓋を開け、少し白菜が色づいていれば、白菜をひっくり返し、軽く塩を振り、蓋をして5分煮ます。
蓋を開け、白菜に透明感が出て、軟らかくなれば皿に盛りつけ、鍋に残った煮汁を上から流しかけます。
断面を多く作ってないので、中に水分を保ったままです。
白菜のシュークルート:横切り
白菜のジュースを外に出す横切りのレシピです。
白菜の横切りだけで、水はなくても煮込み料理が出来ます。
カレーにも応用が出来ます。
材料(4人分)
白菜の葉元(下側) 1/2個
ソーセージ 8本
豚肩ローススライス(厚切り) 100g
メークイン 1個
玉ねぎ 1/2個
タイム 2本
ローリエ 1枚
塩、こしょう 適量
固形コンソメ 1つ
白ワイン 100ml
ワインビネガー 大さじ2
作り方
1.白菜は繊維を絶ち切る横切りにします。 メークインはラップで包みレンジで3分加熱し、3センチ角に切ります。
2.鍋を火にかけ、温まってきたらオリーブオイル(分量外)を少量入れ、豚肩ロースを入れます。両面を香ばしく焼き塩こしょうを振ります。
鍋に1/2個分の白菜、メークインを入れ軽く塩を振ります。
3.ソーセージと玉ねぎ、タイム、ローリエ、固形コンソメを入れ、白ワインを回しかけ、蓋をして弱火で10分煮ます。
4.鍋を時々かき混ぜ、白菜が十分柔らかくなったら、塩こしょうで味を調え、白ワインビネガーを加えます。
白菜のクリーム煮:そぎ切り
そぎ切りは、薄く切るので、すぐ火が通るのが特徴です。
材料(4人分)
白菜の葉元(下側) 1/4個分
生クリーム 100ml
中華スープ 200ml
水溶きかたくり粉 適量
塩 適量
砂糖 適量
作り方:
白菜を削ぎ切りにする。
鍋にスープを沸かし1を入れます。
2が柔らかくなったら生クリームを加え、塩、砂糖で調味します。
水溶きかたくり粉でとろみをつけ、軽く煮込んで皿に盛り完成です。
白菜のお好み焼き:葉先
やわらかくて食感がない。
材料(2枚分)
白菜の葉先(上側) 1/2個
お好み焼き粉 100g
水 150ml
サラダ油 適量
ソース 適量
作り方:
白菜を一口大にざく切りし、お好み焼き粉に水で溶き白菜を加えます。
フライパンを火にかけ、サラダ油を引き、2の生地の半分を加えます。
弱めの中火で片面ずつゆっくり焼きます。
何回かひっくり返し、中まで火を通します。
皿に盛り、ソースを塗って仕上げます。
開水白菜
\偉才の中華は圧巻です/
『日本料理 龍吟』で研鑽を積み、台湾の『祥雲 龍吟』の立ち上げに関わり副料理長を勤めたシェフが開いた店は中国料理の店。https://t.co/VTpGNRz619
仕込みから美しい、中華料理『茶禅華』は中国料理の新しいあり方を表現する、ミシュラン二つ星のお店です#茶禅華 pic.twitter.com/ZntYumvonq— dressing/グルメWebマガジン (@dressing_mag) September 27, 2019
中国の皇帝のために作られた宮廷料理
カイシュイバイツァイ(開水白菜)
材料:(白菜をまるごと一束用意)
手羽先 280g
鶏ミンチ 200g
白菜の外側の葉っぱ 100g
菜芯(白菜の中心部分) 白菜1個分(およそ100g)
水 1.2リットル
昆布 2g
塩 2g
紹興酒 2g
作り方:
1.白菜を丸ごと用意して、底の部分は切り落とします。
外側の葉っぱをむいていき、中心部分だけを使います。
(中心部分だけを使うことで、清らかさやうまみが増していきます)
菜芯と言って、非常に珍重されます。
2.手羽先を包丁の背で叩いてから一晩水に浸けておきます。(川田さんは、キジを使用)
火にかけてアクを取りながら5分程煮ます。
3.2を一旦冷ましてから鶏のミンチに合わせます。
白菜の外葉を刻んだものを加えてから火にかけ、沸いたらアクを取りながら弱火で5分さらに加熱します。
4.ペーパーを使って煮汁をこして澄んだスープを取り出します。
5.白菜1個分の菜芯を6~8等分に切り器に入れて4のスープを400mlを加えます。
塩と紹興酒を加えて30分蒸して白菜のうまみを引き出します。
白菜が主役で、白菜を尊重したスープです。
この品格になるのは、白菜が一番!
開水白菜作った!すごい楽しかった、気分上がった~🤩🤩🤩
丸ごと白菜を手に入れる事と、美味しい中華スープを煮込む間の暑さが難関だった…! pic.twitter.com/YBnfMvPAMh— かいわれ🌱 (@kaiware_rap) July 25, 2021
和食白菜のだし
固くて使わない外側の葉3、4枚と、芯や軸適量と切り込みを入れた昆布、水を一緒にして、中火で30分煮ます。
調味料は不要です。
材料:
水 1リットル
昆布 10g
白菜の外葉 3、4枚
白菜の芯や軸 あれば適量
芯の部分でお刺身と
やわらかい芯の部分を生でお刺身とを合わせて盛り付け!
また、白菜を天日干し。
白菜の葉っぱ1枚を3時間、天日干しするとグルタミン酸が2.2倍にアップ!
おすすめは3時間、天日干しで、紫外線が良く当たる様に葉を広げて干します。
佐: 5月19日代々木、高瀬
ロース豚カツ120g。十分食べごたえあります。
加藤ポークぜひ1度。うまい!
群馬が誇るブランド豚 加藤畜産https://t.co/I92wl8GSDD
新宿・渋谷のふぐ料理、新宿の和食は高瀬https://t.co/5Yhp0MGHgB pic.twitter.com/GL4882xkyT— ????エクストリームランチ???? (@Extreme_Lunch) May 26, 2017
畑仲間の白菜の花が咲いていました。
この方は昨年も春に白菜を植付け花を咲かせていたが、
フォロワーのとまとちゃんから「育苗期の温度管理が大切」という事を教えて頂き、この方にお伝えしていたが今年もまた植えたんだ。忘れたのかなぁ(*_*)#家庭菜園#育苗期の温度管理#白菜 pic.twitter.com/HBQDn5E9FO
— ちりん (@chirin_porin) April 27, 2019
小松菜も菜の花を咲かせますが、一番美味しいのは白菜の菜の花です!
花芽に近い中心部分は、とくに甘みやうまみがたっぷりです。
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