トップモデルとして活躍する一方、育ち盛りの2人の息子さんのお母さんでもある、清原亜希さんの作る手作りのお弁当が、インスタグラムで話題になっています。
そんな清原亜希さんの愛情たっぷりのお弁当にまつわる話をまとめた著書お弁当が知ってる家族のおはなしより、お弁当エッセイが『ゴロウ・デラックス』(2015/6/5放送)で放送されました。
野菜嫌いな子供にも食べてもらえるようにと工夫されたレシピや、お弁当にまつわるコツ、使っている調味料をまとめました。
清原亜希のレシピ!バーニャカウダなら野菜嫌いの子供も!
バーニャカウダは、野菜嫌いな子供でも、結構食べてくれるそうです。
作り方
オリーブオイル、みじん切りではなく、すりおろしたにんにく3かけ分を、炒めます。
アンチョビ2瓶、生クリーム200ml、隠し味でねりごまを少しいれ煮詰めると完成。
野菜は、アスパラガス、ブロッコリー、カリフラワー、えび、キュウリ、にんじん、かぶ等
長男が小学校最後の年の運動会、兄弟そろう運動会は、人生でこれが最後なので、清原亜希さんは、この最後に気合が入りました。
重量も気にせずん、三段のお重に、子供たちの好きな主役だらけのお弁当。
エビフライ、カキフライ、ハンバーグ、アントニオえのき、そして前日からソースを仕込んでいたバーニャカウダ。
運動会にバーニャカウダは、オシャレすぎと思われるかもしれませんが、つまみやすくて、とっても便利な子供たちの大好物です。
清原亜希のお弁当秘訣は?
お弁当のおかずは朝から作っているわけではなく、ハンバーグなどは冷凍庫にストックしているそうです。
のり弁への想い
表紙にもなっているのり弁への亜希さんのこだわりがあります。
昔はいろいろ着飾っていたけれど、それは例えるなら豪華幕の内弁当。
でも、年を重ねた今では、Tシャツとデニムに素足が自分らしい。
宝石よりストール、毛皮、よりパーカー、あわびより梅干し、牛肉よりちくわ
盛る人生、背伸びする人生より、この感じが私らしいと表現しています。
お弁当にかかせない調味料4種類でこだわり!
亜希さんが、とりあえず、これさえあれば良いという調味料のご紹介です。
ろく助の塩
ろく助の塩は、「白塩」「カレー」「ガーリック」「コショー」など10種類あるという清原家の定番のお塩。
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味どうらおく
「味どうらおく」のお醤油は、めんつゆなので、から揚げの下味に使います。
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かけぽん
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料理酒
番組で紹介されていたのは魚の絵柄ですが、絵柄が変わるらしい。
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本膳しょうゆ
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手作り調味料その1
「本膳しょうゆ」と「味どうらく」とともに混ぜて、にんにくを2日間漬けた物。
手作り調味料その2
たまねぎ、ニンジン、セロリ、にんにく、オリーブオイル、塩コショウ、粒マスタード、しょうゆをミキサーに入れ攪拌!
亜希流お弁当テクニック初公開
亜希さんのお弁当の特徴は、おかずがぎっしりつまっていることですが、亜希流お弁当テクニック初公開!
味がしみると子供たちが嫌がるので、アルミホイルを使って、小分けして入れます。
アルミホイルのカップは、なじむようにクシャクシャとさせてから、おかずを入れます。
上から見たときに、アルミホイルが見えないように、アルミホイルの消しワザで、アルミホイルの下側をきゅっと絞ります。
アルミホイルが見えそうかなと思ったときは、上からおかずを補足してあげます。
お弁当が知ってる家族のおはなし
15歳のとき、福井から単身上京した清原亜希さんですが、お母様を亡くされてから、母から受けた思いを強く感じ、その思いを何か形にしたいと思っていたそうです。
お弁当を作る側になったとき、人生の深いものを味わってきて、これを表現する一つにしたいという思いが、お弁当のエッセイを書くきっかけになったそうです。
ーーー長男が4年生のころ、お昼ご飯の前に、グラウンドから多くの子供たちが、コンビニへ流れました。
長男も彼らと一緒に、コンビニへ寄ろうと足が向かったので、「お弁当食べるよ」と声をかけました。
すると、「ごめん、今日オレもコンビニで買っていい?」と、言ったのです。
彼の気持ちも理解できるので、私は「行っておいで」と、送りだしました。
しばらくすると納豆の手巻き寿司一本を手にした長男が、戻ってきました。
「それだけ?」と、聞いたら、
「やっぱり両方食べる」とのこと。
これは、いまきちんと話したほうがいいと思いました。
「ママはママのお弁当で、あなたに大きくなってもらいたいと思っている。
そのお弁当を力にして、ホームランを打ってほしい!
それに私は、お母さんのお弁当が食べたくても、お母さんが亡くなったいまでは、 もう食べられないんだよ。」
それを聞いた長男の目には、大粒の涙。
それを見て、もうこれ以上なにも言う必要はないと思いました。
いつまでも食べられるなと思うなよ、母ちゃん弁当!ーーー
清原亜希さんとアントニオエノキ
長男の野球チームが全国大会に向けて、予選を戦う大事な日に作ったお弁当です。
焼肉のたれでしっかり味付けした牛肉とえのきの炒め物ですが、「やべ!えのきが挟まって取れない!」歯に挟まってしまって、ようじもないので大騒ぎに。そのとき、ふと頭に浮かんだのが「アントニオエノキ」。
そこで亜希さん、「えのきとイノキって似てない?アントニオ猪木って、すごいエネルギーを持っているよね!それ挟まったまま試合に出たら、すっごいホームラン打てちゃうかも!」
それが、ほんとうに長男はホームランを打ったのです!
亜希さんにとってお弁当とは
大切な人に、通わせる気持ちをお弁当が運んでくれる。会話だけではなく、形のある、コミュニケーションですね。
まとめ
色々な人生があるけれど、精一杯お子さんを育てているのが伝わってきますが、上っ面でないのが、本当にすばらしいと思います。
トップモデルでありながら、今時、自分のことを母ちゃんなんて、なかなか言えません。
良い意味で、まったく見得がない、ユーモアもあって、その生き方が素敵だと思います。
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